大学院受験体験記①

大学院

こんにちは、塾長です。

今回は今年入学した大学院生に受験体験記を書いてもらいました。

受験にまつわるリアルが分かると思いますので、ぜひご参考にしてください。

小児領域に合格した大学院生の場合

 まず初めに、私は大学院合格までに2回受験しました。
 1度目の受験を決意したのは、応募締め切りの2週間前です。受験に向けてとにかく何をしたらいいのかわからない状況でした。
 希望する研究室の教授に連絡をしなければならないこともこの時知り、慌ててメールを送りました。今思うと、ご対応くださった先生には大変なご迷惑をおかけしたと思います。教授訪問の準備など全く分からない中で、とにかく受験したいとだけ伝えました。教授からは「どんな研究がしたいの?」「なぜ大学院に受験したいの?」と聞かれましたが、答えなんて準備していませんでした。
 それでもいろいろとアドバイスをいただき、締め切りぎりぎりで書類を出せました。書類提出から受験日まで3か月程度の時間がありましたので、とにかく過去問を詰め込みました。試験当日は、過去問のおかげか、専門科目は8割程度は取れたと思います。しかし、英語と面接はその場で落ちたと確信するほどの出来栄えでした。後から教授に確認すると、やはり英語の出来で勝敗が分かれたようです。
 その後から、2度目の受験に向けて本格的な準備を始めました。「なぜ大学院に行くのか」「どんな研究がしたいのか」は絶対に固めておくべき動機です。研究計画書もしっかり準備をしてから教授訪問しました。先生からは、「今年は大丈夫そうだね」と言っていただけました。英語はとにかく英語論文を読み漁りました。WHOのホームページもよく読みました。よく出てくる単語をまとめておいて、後々暗記するようにしました。専門分野は相変わらず過去問を徹底しました。
 試験当日は1度目の受験より緊張しましたが、それなりの手ごたえがありました。面接も、聞かれることが決まり切っていたので対策できました。本当に、受験は準備が大切だと痛感しました。
 大学院の生活はすごく大変ですが、充実しています。今思うと、ぼんやりとはじめた受験でしたが、研究を進めていくと看護の将来に貢献したいと思うようになりました。自分を変えたいと思う方は、とにかく動いてみることをお勧めします。

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